【セミナー開催報告】

「防災×ライフプラン これからの暮らしに備える」
2025年11月18日(火)地域の皆さまを対象に「防災×ライフプラン」をテーマとしたセミナーを開催しました。
私たちが日々向き合うライフプランは、「もしもの時の備え」と深くつながっています。
 今回は、災害時の住まいの選択やお金の備えについて、専門家とともに2部構成でお届けしました。

◆第1部:「災害前に私たちにできること」

静岡県弁護士会災害対策委員会副委員長長野修一先生による講演
第1部では、実際に被災地で相談員として多くの復興支援に携わってきた長野先生にご登壇いただきました。
講演は「今、突然自宅が消えたらどうしますか?」という問いかけから始まりました。
被災後にどこで暮らし、どんな住まいを選ぶのか。その選択は、想像以上に“お金”に左右されるというお話が印象的でした。
・仮住まいをどこにするか
・自宅を修繕するのか、建て替えるのか
・賃貸か持ち家か、地域はどこにするのか
こうした判断は、日常では考える機会が少ないものですが、実際に被災した瞬間から避けては通れません。だからこそ 被害に遭う前に選択肢を知り、備えておくことが重要 と長野先生は語ります。
特に、地震保険・火災保険は加入しているから安心…ではなく、
「どんなときに、どれだけ支払われるのか」
内容を正しく理解しておくことが、大きな安心に繋がるなと改めて感じさせてくれた講演でした。

◆第2部:「ライフプランから考える“もしも”に備える資産運用」

KittoZutto シニアアドバイザー藤原未来による講演
第2部では、シニアアドバイザー藤原から「お金の備え方」についてお話ししました。
1部では保険の重要性が語られましたが、災害への備えは「保険」だけで完結するものではありません。
自分や家族を守るためには、日頃からどう資産を育てていくのか、どれくらいの投資が可能なのかを理解しておく必要があります。
講演の中で、「目的別にお金を管理する“3つの財布”」という考え方をご紹介しました。
1. 万が一に備えた“生活防衛資金”
2. 中期で使う予定のある“ライフイベント資金”
3. 長期で育てる“将来資産”
お金をただ貯めるだけでなく、目的に応じて置き場所を変えることで、必要な時に必要な額が使える状態が作れます。そしてその上で、どれだけ投資に回せるのかを理解することが、災害時にも普段の暮らしにも役立ちます。まずは、自分の全体資産を把握することが大切ですね。

◆共通して感じたこと

今回の2つの講演に共通していたキーワードは 「情報格差」 でした。
世の中には膨大な情報があふれていますが、正しい情報を選び取り、自分の生活に落とし込める人は決して多くありません。
その差が、私たちの暮らしの安心を大きく分けるということです。
防災も、保険も、資産形成も、知らなければ選択肢は広がりません。逆に、知ることで初めて「備え」が形となり、安心につながります。
今回のセミナーが、皆さまの暮らしを守る第一歩としてお役に立てていれば嬉しく思います。
今後も、地域の皆さまが安心して暮らせるよう、わかりやすく・行動につながる情報をお届けしてまいります。
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