出会いに感謝を伝える誕生日の過ごし方
先日、Kitto Zuttoのお客様であるM様が、節目となるお誕生日を迎えられました。
M様には、とても素敵な習慣があります。
それは「自分の誕生日に、年齢の数だけ直筆のメッセージカードを作り、出会った方へ感謝の言葉を贈る」というもの。
『出会ってくれてありがとう』
この一言を、心を込めて毎年届けているのです。
多くの方にとって「誕生日=祝ってもらう日」というイメージがあると思います。
でもM様にとっては「これまでの出会いやご縁に感謝を伝える日」。
その考え方に触れ、私自身も心が温かくなりました。
人生を支える“無形資産”
ファイナンシャルプランナーとして日々「お金の準備」についてお話しする機会が多いですが、M様の姿勢から改めて学んだのは「人生には目に見える資産だけでなく、目に見えない資産もある」ということです。
例えば、金融資産や不動産といった“有形資産”は生活の基盤になります。
一方で、人とのつながりや信頼関係、健康や生きがいは“無形資産”と呼ばれるもの。
これらは数字には表れませんが、老後の生活を支える大きな力になります。
退職後の暮らしをイメージするとき、多くの方がまず「お金が足りるかどうか」を心配されます。
もちろん大切なことですが、それだけでは充実したセカンドライフにはなりません。
趣味を楽しめる仲間、気軽に声をかけ合える友人や地域のつながり、支え合える家族。
こうした“人とのご縁”こそ、長い人生を豊かにするもう一つの資産だと感じます。
感謝を伝えることが未来につながる
M様の「出会ってくれてありがとう」という言葉は、ただのメッセージカード以上の意味を持っていると思います。
それは、ご縁を大切にしながら人との関係を紡ぎ続ける行為。
その積み重ねが、これからの人生に安心感や喜びをもたらしてくれるのだと思います。
お金を計画的に貯めるのと同じように、感謝を伝えること、人とのつながりを大切にすることも、長期的な人生の資産形成のひとつ。
無形資産は、気づいたときから少しずつ増やしていけるものです。
M様、改めてお誕生日おめでとうございます!
これからの一年が、さらに素敵な出会いと喜びに満ちたものになりますように。
そして、このブログを読んでくださった皆さまにとっても、
「大切な人にありがとうを伝えること」が、人生を豊かにする第一歩となりますように🍀
そんな人生を豊かにするための第一歩としてセミナーを2025年9月20日(土)を開催します。






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