お客様との面談で、株式と債券のバランスについてお話ししていたときのことです。「それって交感神経と副交感神経みたいなものですよね?」お仕事柄、体のことに詳しいお客様は株式と債券を体に置き換えて理解を深められていました。一見すると、お金の話と体の話はまったく別のもののように思えます。しかし、話していると「実はとてもよく似ている」という共通点が見えてきました。
実は似ている?体のバランスとお金のバランス
私たちの体には、「交感神経」と「副交感神経」という2つの自律神経があります。この2つは正反対の働きをしながら、私たちの心と体のバランスを保っています。実はこの関係、資産運用における「株式」と「債券」の関係と、とてもよく似ているのです。
交感神経=株式、副交感神経=債券?
まずは、それぞれの役割を見てみましょう。交感神経は、活動モードの神経。緊張や興奮、集中力を高め、「今、がんばる」ために働きます。仕事や挑戦の場面では欠かせませんが、働きすぎると疲労やストレスがたまります。これはまさに株式と同じ。成長や高いリターンが期待できる一方で、値動きが大きく、リスクも伴います。一方で、副交感神経は休息モード。体を回復させ、リラックスした状態を保ちます。安心感や安定をもたらす存在です。こちらは債券に似ています。大きなリターンは望みにくいものの、安定した収益が期待でき、資産全体を落ち着かせてくれます。
どちらか一方だけではうまくいかない
自律神経は、どちらかが常に優位でいいわけではありません。交感神経ばかりが働き続けると、心も体も疲れてしまいます。逆に、副交感神経だけでは、行動するエネルギーが足りません。資産運用も同じです。株式だけでは不安定になり、債券だけでは成長が物足りなくなる。大切なのは「どちらを、どれくらい持つか」というバランスです。
人生のステージ、変化に合わせて調整することも大切
体は、活動する時間と休む時間を自然に切り替えています。この「切り替え」があるから、健康が保たれます。資産運用でも、
・年齢やライフステージ
・家族構成や将来の目標
・景気状況
その時のお客様の状況に合わせて、株式と債券の比率を検討する必要があります。必要に応じて見直し(リバランス)もします。若い方と、退職が近づいた方では、必要なバランスが違って当然なのです。
体もお金も、「極端にしない」が長く続くコツ
交感神経と副交感神経。株式と債券。どちらも、対立する存在ではなく、支え合う存在です。どちらかに偏りすぎず、その時々の状況に合わせて整えていくことが、心身の健康にも、資産の安定にもつながります。人生を長く、安心して楽しむために。体のバランスと同じように、お金のバランスも大切にしていきたいですね。成長を担う株式と、安定を支える債券。この2つをどう組み合わせるかで、将来の安心感は大きく変わってきます。
私たちKitto Zuttoではお金のバランスを常に確認していきます。体と同じく大切なお金。お金のバランスについて、私たちと一緒に考えていきませんか?
情報があふれる時代だからこそ、大切なのは「何を選ぶか」ではなく、「自分に合った選択をすること」です。
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