お金にも“健康診断”が必要です

こんにちは。Kitto Zuttoの山本です。
先月、人間ドックに行ってきました。
特に異常もなく「何も変わりがない」という結果に、ほっと一安心。
けれど同時に、変わりがないことを確認する大切さを改めて感じました。
体の健康も、お金の健康も、“今の状態を知ること”が安心につながります。
今日はそんな「お金の健康診断」についてお話ししたいと思います。

◆ お金の健康診断とは?

お金の健康診断とは、家計や資産の現状を整理して、これからの暮らしを見据えた点検を行うこと。
具体的には、
・収入と支出のバランス
・貯蓄や投資の配分
・保険の内容
・年金や将来の生活設計
などを見直し、必要に応じて調整していきます。
「なんとなく貯金ができていない」
「保険料を払い続けているけれど内容を把握していない」
「老後資金、足りるのかな…」
そんな“気になっているけれど後回し”にしていることを、一度整理して“見える化”するのが、お金の健康診断の目的です。

◆ かかりつけ医のように相談できる存在

体の健康であれば、何か不調を感じたときに頼れる“かかりつけ医”がいると安心ですよね。
お金のことも同じです。
退職、転職、子どもの独立、住宅ローン完済、親の介護など――
人生の節目ごとに家計や資産の状態は変化します。
そんなときに気軽に相談できる“お金のかかりつけ”がいれば、判断に迷うことなく安心です。
ライフプランは、一度作って終わりではなく、
人生の変化に合わせて見直すもの。
だからこそ、定期的な点検=お金の健康診断が大切なんです。

◆ 中立的なFPに相談するメリット

FP(ファイナンシャルプランナー)と聞くと、
「保険や投資を勧められるのでは?」と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、Kitto Zuttoアドバイザーのような中立的な立場のFPは、商品を売ることが目的ではありません。
私たちは、お客様の立場に立って、
・現状の家計の整理
・無理のない貯蓄・投資の提案
・保険の必要性の見直し
・公的制度(年金・税制)を活かした対策
などをトータルで考え、暮らしに寄り添った提案を行います。
「どんな商品を買うか」よりも、「これからどんな人生を送りたいか」から考える――
それが私たちKitto Zuttoアドバイザーの役割です。

◆ 見直しにおすすめのタイミング

お金の健康診断は、次のようなタイミングで行うのがおすすめです。
・定年や退職を控えている
・お子さまの進学や結婚で支出が増える
・親の介護や相続を考え始めた
・ NISAやiDeCoを始めたい・見直したい
・住宅ローンを完済、または借り換えを検討している
こうした節目にライフプランを見直すことで、
将来の見通しがより明確になり、安心して次のステージへ進むことができます。

◆ 数字だけでなく、“心の安心”を

お金の健康診断は、数字を並べて分析するだけのものではありません。
実際にお話を伺うと、
「話してみたら気持ちがスッキリした」
「不安の正体がわかって、少し前向きになれた」
とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
お金のことは、家族や友人にもなかなか話しづらいもの。
でも、誰かに話すことで状況が整理され、
“見えない不安”が“安心”に変わることもあります。
できます。

◆ まとめ

体と同じように、お金も“定期的な健康診断”を。
年に一度、自分のお金の状態を確認しておくことで、
これからの暮らしにゆとりと自信が生まれます。
Kitto Zuttoでは、皆さま一人ひとりの価値観や夢に寄り添いながら、
“お金のかかりつけ”としてサポートしています。
「今の家計を見直してみたい」
「老後の暮らしがどんなイメージになるか知りたい」
そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。

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出会いに感謝を伝える誕生日の過ごし方

先日、Kitto Zuttoのお客様であるM様が、節目となるお誕生日を迎えられました。

M様には、とても素敵な習慣があります。
それは「自分の誕生日に、年齢の数だけ直筆のメッセージカードを作り、出会った方へ感謝の言葉を贈る」というもの。

『出会ってくれてありがとう』
この一言を、心を込めて毎年届けているのです。

多くの方にとって「誕生日=祝ってもらう日」というイメージがあると思います。
でもM様にとっては「これまでの出会いやご縁に感謝を伝える日」。
その考え方に触れ、私自身も心が温かくなりました。

人生を支える“無形資産”

ファイナンシャルプランナーとして日々「お金の準備」についてお話しする機会が多いですが、M様の姿勢から改めて学んだのは「人生には目に見える資産だけでなく、目に見えない資産もある」ということです。

例えば、金融資産や不動産といった“有形資産”は生活の基盤になります。
一方で、人とのつながりや信頼関係、健康や生きがいは“無形資産”と呼ばれるもの。
これらは数字には表れませんが、老後の生活を支える大きな力になります。

退職後の暮らしをイメージするとき、多くの方がまず「お金が足りるかどうか」を心配されます。
もちろん大切なことですが、それだけでは充実したセカンドライフにはなりません。
趣味を楽しめる仲間、気軽に声をかけ合える友人や地域のつながり、支え合える家族。
こうした“人とのご縁”こそ、長い人生を豊かにするもう一つの資産だと感じます。

感謝を伝えることが未来につながる

M様の「出会ってくれてありがとう」という言葉は、ただのメッセージカード以上の意味を持っていると思います。
それは、ご縁を大切にしながら人との関係を紡ぎ続ける行為。
その積み重ねが、これからの人生に安心感や喜びをもたらしてくれるのだと思います。

お金を計画的に貯めるのと同じように、感謝を伝えること、人とのつながりを大切にすることも、長期的な人生の資産形成のひとつ。
無形資産は、気づいたときから少しずつ増やしていけるものです。

M様、改めてお誕生日おめでとうございます!
これからの一年が、さらに素敵な出会いと喜びに満ちたものになりますように。

そして、このブログを読んでくださった皆さまにとっても、
「大切な人にありがとうを伝えること」が、人生を豊かにする第一歩となりますように🍀

そんな人生を豊かにするための第一歩としてセミナーを2025年9月20日(土)を開催します。

Kitto Zuttoセミナーのご案内

七夕の夜に、願いをこめて

今日は七夕ですね。
夜空を見上げると、どこか子どもの頃の気持ちを思い出す、そんな日ではないでしょうか。
小さい頃は「○○になりたい!」「ずっと家族が元気でいられますように」など、まっすぐな願いを短冊に込めたものです。
あの頃の自分は、夢を言葉にすることが当たり前だった気がします。
でも大人になると、目の前の仕事や家事、子育てに追われて、
「これからの自分はどうありたいのか」
そんなことをゆっくり考える時間さえ、なかなか取れなくなってしまいます。

だからこそ、七夕の今日。
ほんの少しだけでも、立ち止まって空を見上げてみませんか?
家族のこと、健康のこと、これからの暮らしのこと——
願いごとは人それぞれですが、そのひとつひとつに「誰かを想う気持ち」が込められているように思います。
私たちKitto Zuttoも、皆さまの想いが少しずつ形になっていくように、これからもそっと寄り添ってまいります。
どうか今夜、空を見上げるあなたの願いが、星に届きますように。
そしてその願いが、やがて未来を照らす光となりますように。🌌

災害とライフプラン──考えるべき3つのリスク

 

先日、あるお客様とお話しする機会がありました。
その方は、災害対応に関わるお仕事をされており、令和6年1月に発生した能登半島地震の現地にも、何度も足を運ばれたそうです。
実際に被災地を見てきた方から伺ったお話は、私の想像をはるかに超えるもので、被災された方々の大変さがリアルに伝わってきました。こうした災害は、私たちの「暮らし」や「家計」だけでなく、長期的なライフプランにも大きな影響を与えることがあります。
その中でふと、「ライフプランの視点から自分にできることは何だろう?」と改めて考えるきっかけになりました。
今回は、その気づきや、災害とライフプランの関係について、中立的なFPとしての視点
災害時に考えておくべき3つのリスクをご紹介します。

リスク①:家族の生活を守れるか?
“もしも”に備える家計と保障
災害によって世帯主が被災したり、働けなくなったり、最悪の場合には命を落としてしまうケースも想定されます。
そうした「万が一」の時、残されたご家族の生活をどう支えるかは、ライフプラン上の重要なテーマです。
たとえば…
• 遺族年金などの公的支援制度の知識
• 生命保険・就業不能保険などの民間保障の準備
• 自分の財産の把握
これらを事前に備えておくことで、「いざという時」も落ち着いた対応が可能になります。

リスク②:住む場所・暮らしの継続リスク
住宅が倒壊したり、浸水・火災などで住めなくなったりした場合、生活の拠点を一から作り直す必要が出てきます。
「住まい」はライフプランの“土台”です。そこが失われることのインパクトは大きく、再建費用も高額になります。
ここで考えるべきことは…
• 火災保険・地震保険の補償範囲の確認
• ハザードマップによる立地リスクの確認
• 仮住まいや住み替えの選択肢の検討

特にローン残債がある場合は、被害後の資金計画の組み直しが必要になる可能性もあります。

リスク③:収入・資産のダメージリスク
災害で職場が休業・倒産してしまったり、自分自身が働けなくなったりするリスクもあります。
さらに、株式や不動産、退職金運用などの資産も、経済的混乱により一時的に価値が下落することがあります。
こうした状況に対応するためには…
• 毎月の生活費に対する緊急資金の確保
(最低でも生活費の3〜6ヶ月分を現金または流動性の高い預金で確保)
• 資産を1本化せず分散管理する設計
• 停電やATM停止に備え、少額の現金を手元に保管
働き方やキャッシュフローの“余白”が、災害時の立て直し力を左右します。

▼まとめ:災害リスクも、人生設計の一部
災害は予測できない出来事ですが、それによって人生の計画が大きく狂う可能性があるからこそ、
「起きたときにどうするか」を日ごろのライフプランに組み込んでおくことが大切です。
私たちは、お客様の夢や希望を聞いてプランを立てるだではなく、万が一の時に家族が生活できるのか、どう暮らしを立て直すか、ライフプランに合わせて保障内容等を一緒に考えていきます。
ライフプランに“リスクという現実”を加えることで、家族の安心と将来の備えが、より確かなものになります。

🌾田植え体験から見えてきた「お米とお金」

こんにちは、KittoZutto山本です。
先日、娘と一緒に田植え体験に参加してきました。泥に足を取られながら苗を植える作業を通して、農家の方々のご苦労を肌で感じる貴重な機会となりました。
この体験を通じて、日々の食卓に並ぶお米のありがたみを改めて実感したのですが——
それにしても、今年のお米、すごく高くないですか?

 

<今年に入ってからのお米の取引価格>
農林水産省のデータによると、令和6年産の平均価格は23,715円/60kgとなっており、過去数年と比べても大きな上昇を見せています。
この価格上昇は、消費者にとっても家計に影響を及ぼすレベルで、現場の農家の方々も「ここまで高くなるとは…」と驚くほどです。

今年度特有の要因を解説
では、なぜ今年こんなにもお米が高騰しているのでしょうか?その主な背景は以下の通りです
✅ 異常気象による収穫量の減少
• 昨年の猛暑や台風による影響で、全国的に収穫量が減少。
• 収量減少により市場に出回る米の量が減り、価格が上昇。
✅ 生産コストの増加
• 肥料や燃料の価格が上昇し、農家の負担が増加。
• コスト転嫁により米の価格にも反映。
✅ 需給バランスの変化
• 消費量の減少や在庫調整などの影響も価格に反映。
• 一部では外食需要の回復で業務用米の需要増も。

🧭 家計への影響とライフプランの見直し
米の価格上昇は、家計に直接的な影響を与えます。
日々の食費が増加することで、他の支出にも影響が及ぶ可能性があります。
このような物価の変動に対応するためには、ライフプランの見直しが重要です。
• 家計の見直し:支出のバランスを再確認し、無駄を削減する。
• 貯蓄の強化:将来のための備えを増やす。
• 資産運用を取り入れる:お金にも働いてもらうことを検討する。
私たちアドバイザーは、こうした状況に対応するためのアドバイスを提供しています。

💬 まとめ:日常の体験から学ぶお金の知識
田植え体験を通じて、改めて「お米」は自然と人の手で支えられていることを実感しました。

また、米の価格上昇を通じて、経済の仕組みや家計への影響について考える機会となりました。
日常の中にある小さな気づきが、将来の大きな備えにつながります。
これからも、皆さまと一緒に学び、考えていきたいと思います。

ご興味がある方は、個別相談も受付中です。お気軽にお問い合わせください😊

 

 

上記データは、農林水産省の以下の資料に基づいています。
· 「相対取引価格の推移(平成24年産〜令和6年産)」
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/attach/pdf/250117-2.pdf
· 「米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/aitaikakaku.html

💐母の日に伝えたい、大切なこと💐

💐母の日に伝えたい、大切なこと💐
今日は母の日。
毎年この日が来ると、改めて「ありがとう」の気持ちを伝えたくなります。

小さい頃、朝起きたときに用意されていたあたたかい朝ごはん。
学校から帰れば「おかえり」と迎えてくれる安心感。
熱を出した夜、眠い目をこすりながら背中をさすってくれた優しさ。
お母さんがいてくれるだけで、子どもの世界はどれほど守られていたのでしょう。

自分のことは後回しにして、
子どもたちの笑顔や家族の幸せを一番に考えてくれたお母さん。
その姿は、まさに家族の太陽でした。

母の日は、そんな“当たり前のように思っていた毎日”に、
深く感謝する日でもあると感じます。

そして同時に、
これまでたくさん頑張ってくれたお母さんに、
これからも安心して笑顔で過ごしてほしい、と心から願う日でもあります。

ふだんは照れくさくて言えないこと、
忙しさに追われてなかなか向き合えなかったこと、
今日は少しだけ、立ち止まって話してみませんか?

「ありがとう」だけでなく、
「これからも大事にしていきたい」という気持ちも一緒に伝えることで、
母の日はもっとあたたかな日になるはずです。

小さなお子様の成長も一緒に見守らせていただいています。

こんにちは、KittoZuttoの山本です。

今日は、3回目の更新を迎えたお客様とのエピソードをご紹介したいと思います。

最初にご相談いただいたのは、「忙しいから家計をアウトソースしたい」という理由でした。

そこから少しずつ家計の見直しを重ね、今では家計の管理もばっちり!

こちらが驚くほどの変化を遂げられたご家庭です。

 

小さなお子さんの成長も一緒に見守らせていただいています

初めてお嬢様にお会いした時は、まだ1歳。

それが今では、なんと「するめイカが大好き!」という渋カワな4歳に成長♪

毎回のミーティングで癒しをくれる存在で、感謝しているのはむしろ私の方かもしれません。

でも……するめって、ちょっと渋すぎませんか??(笑)

 

KittoZuttoをご利用いただく理由は本当にさまざまです

このご家庭のように「最初は丸投げでも、今ではしっかり自分で管理できるように!」という変化は、実はとても多いんです。

KittoZuttoのサービスをご利用いただくきっかけは本当に人それぞれですが、よくいただくお声としては:

  • まずはプロに人生設計をお願いしたい
  • セカンドオピニオンとして確認しておきたい
  • 自分でできるようになりたい!(という強い想い)
  • 退職前の年金や、受け取り方法が複雑でよく分からない…

といった理由が挙げられます。

 

一歩踏み出したその先に

人生やお金のことって、身近なのに意外と誰にも聞けないことが多いもの。

でも、ひとたび動き出してみると「安心した!」「楽しかった!」という声をたくさんいただいています。

KittoZuttoでは、そんな一歩を一緒に踏み出すお手伝いをしています。

気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。