こんにちは。Kitto Zuttoアドバイザーの溝口です。
2人の娘を育てる母親としても日々奮闘中です!
皆さんは、「子供と一緒に過ごせる時間」が、どのくらいあるか考えたことはありますか?
日々忙しく働きながら子育てをしていると、「まだまだ一緒にいられる」と思いがちですが、実際には、子供と密に過ごせる時間は想像以上に短いものです。今回は、ライフプランの観点から「子供との時間の価値」について考えてみたいと思います。
■ 数字で見る「親子の時間」
子供が親と過ごす時間のピークは小学校低学年頃まで。中学生以降は部活動や友達との時間が増え、家庭で一緒に過ごす時間は激減します。
では、具体的にどれくらいの時間があるのでしょうか?
例えば、子供が0歳から18歳になるまでの「親子で一緒に過ごせる時間」を仮に平日に2時間、休日に6時間とすると…
● 平日(2時間 × 5日 × 52週 × 18年)= 約9,360時間
● 休日(6時間 × 2日 × 52週 × 18年)= 約11,232時間
⇒ 合計:約20,592時間
これを日数にすると、約858日。つまり、わずか2年と少ししかないのです。
■ お金だけでは測れない「時間の価値」
ライフプランというと、住宅購入や教育資金、老後資金など「お金の計画」を中心に考える方が多いですが、実は「時間の使い方」も同じくらい重要です。
・残業や副業に追われて、気づいたら子供は思春期に…
・働き盛りの今しかない!とキャリアを優先した結果、思い出が少ない…
こうしたケースは珍しくありません。
もちろん、仕事も生活も大切です。ただ、「今しかない時間」には、お金では買えない価値があります。
■ ライフプランに「子供との時間」を組み込もう
ライフプランを立てる際には、以下のような観点も取り入れてみましょう。
① 育児期の働き方を見直す
時短勤務、フレックス、副業の調整など、子育てとのバランスを見直すことで、時間のゆとりが生まれます。
② 家計の見える化
無理のない支出管理を行い、「今、家族で使うための時間とお金」を確保しましょう。
③ 人生の優先順位を定める
老後の資金も大切ですが、「今、大切な人と過ごす時間」も同じくらい価値があります。
■ 最後に:今しかない時間を、未来の後悔にしないために
「時間はお金よりも価値がある」とも言われます。特に、子供と過ごす日々は、二度と戻らないかけがえのない時間です。
ライフプランは、将来の安心のためだけでなく、「今の幸せ」を守るための計画でもあります。
将来だけでなく、今やりたいことも盛り込んだライフプランを考えてみませんか?
お金のこと、働き方のこと、家族との時間のこと——すべてをバランスよく考えながら、後悔のない人生設計を一緒にしていきましょう。
自分のライフプランについて気になる方、個別相談を受けております。お気軽に問い合わせください。



